映画「クライマーズ・ハイ」の試写を観て来た。
520人の死者を出した1985年の日航機墜落事故をテーマにした横山秀夫原作「クライマーズ・ハイ」は、2005年にNHKがすでにドラマ化しており、その際、地元紙の日航機墜落記事の全権デスクを演じたのは佐藤浩市さんであった。
今回の映画では、堤真一さんが全権デスクを演じている。
また、最近最も注目されている俳優・堺雅人さんも取材記者として出演している。
地元新聞社の人間同士の緊張感が伝わってくるとともに、報道する者のモラルや真実とは何かが描かれている。
原作者の横山秀夫さんは地方新聞社で社会部記者をしており、その時に遭遇した日航機墜落事故取材の体験をまとめあげたものがこの「クライマーズ・ハイ」である。
145分というこの手の映画としては長尺であるが、事故から1週間の新聞社内を描いており、中だるみなく緊張感がある。
一般公開は、7月5日から。

映画「クライマーズ・ハイ」公式サイト
http://climbershigh.gyao.jp/