本書は、タイトルからもわかるとおり、ネット広告がテレビCMを超える日を予想している。
テレビCMのビジネスモデルが崩壊し、ネット広告のビジネスモデルは試行錯誤を重ね大きく成長していく。
「2006年 日本の広告費」(2007年2月電通発表)によると、マスコミ4媒体の広告費は、新聞9986億円、雑誌3887億円、ラジオ1744億円、テレビ2兆161億円である。インターネットは29.3%増の3630億円、雑誌広告に迫り、ラジオ広告のすでに2倍を超えている。
果たして、ネット広告がテレビCMを超えるのはいつなのか。
テレビ業界、広告業界は、ビジネスモデルの変革を余儀なくされているのである。


ネット広告がテレビCMを超える日
(マイコミ新書・2007年6月29日発売)
目次
第1章 地上デジタル放送の衝撃
第2章 多様化する視聴スタイル
第3章 米英テレビ業界の危機感
第4章 ロングテール
第5章 広がるネット広告の可能性
第6章 ネット時代のマーケティング戦略
第7章 ネット広告がテレビCMを超える日