映画「王妃の紋章」を観た。
「HERO」「LOVERS」の大ヒットで知られるチャン・イーモウ監督の最新作で、中国では史上最高の興行収入を叩きだしたという大ヒット作品である。
チャン・イーモウ監督は、北京オリンピックの開会式・閉会式の総合ディレクターを務めることにもなっている。
この映画は、中国の皇帝夫妻と三兄弟の壮絶な愛憎劇を描いた歴史絵巻である。
贅の限りを尽くした宮廷内で、王家一族の秘密が徐々に明らかになってゆく。
制作費は、「HERO」が33億円、「LOVERS」が41億円、そしてこの「王妃の紋章」は中国映画史上最高額の51億円という。
莫大な資金と人によって作られた絢爛豪華な宮廷や衣装デザイン、合戦シーンなど、圧倒される映像美に目を奪われる。
まばゆいばかりの黄金の世界をスクリーンで堪能したい方はぜひ。
王の言葉、『私が与えぬものを、奪ってはならぬ。』が印象に残る。
出演は、チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウらスターが勢ぞろい。


「王妃の紋章」公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/ouhi/